その昔
パチンコ屋では、『設定示唆札』というものが良く使われてました
アンコウだったら設定6、エビだったら設定5とかそういう感じのやつね
かつて僕がA-TIME梅田店勤務だった頃も、色々な札を使ってました
地域によっては、☆が4～6個描いてある札を使ってる店もあったかな
それ以外だと、『武蔵・小次郎』とか『神・天使・悪魔』みたいな
一見意味が分からんのも割と多かったようなｗ
なんでストレートに数字を書かず、そんな七面倒な事をしていたのかというと
パチンコ業界には、広告宣伝規制というものがあるからです
確か15年ぐらい前の、AT全盛期の頃
元々『射幸心煽るなよ』って言われてたけどロクに守ってなかったパチンコ業界に、
『お前ら煽っとるやんけ、規制厳しくするわ』っていう通達が、改めて出されたのね
それにより『設定6確定！』とか『釘ガバガバ！』とかド直球に言う事が
できなくなったので、それを匂わせる札がメジャーになったってわけ
で、今は
数年前にさらに厳しくなったその規制によって、設定札はもちろんのこと
イベントもダメなのはご存知の通りかと
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
考えてみれば、『お店が自店の商品をアピールしちゃダメ』ってのは変な話ですよね
いわば、ラーメン屋が
『本日限定でチャーシュー増量中！』
とか
『ギョーザ＆生ビール100円キャンペーン開催！』
とか宣伝したらアウトって事ですから
仮にラーメン屋が、今のパチンコ屋みたいに『本日限定で笑顔増量中！』とか言っても
誰も食べに来ないんじゃないかなｗ
でもまあ
あくまでも、個人的な意見ではあるんだけど
今の業界の状況に関しては、僕は正直言って自業自得だと思うんだわ
個人的な意見ね、個人的な意見（強調）
上に挙げた、15年ぐらい前の広告宣伝規制
その中に書かれてたのは『設定6とか釘ガバガバという単語を使うなよ』って事じゃなくて
『射幸心を煽るなよ』って事
そこを、パチンコ業界は何を思ったか『ダイレクトに書かなければ射幸心煽っても
良いんだな、よっしゃ』と解釈
こうして生まれたのがアンコウであり、武蔵・小次郎であり、神・天使・悪魔であり
この状況というか体質は、今も全然変わってないんよね
数年前の広告宣伝規制は、主に特定日や曜日のイベント示唆に関する内容でした
『○○（数字）の日は熱い』とか『○曜日は○○（機種名）』と宣伝するのはダメだぞ、と
するとパチンコ屋はどうしたかというと、こちらもご存知の通り
『ライター来店日』とか『混雑予想日』とか『メンテナンス予定日』とか
まあ次から次へとほんと良く考えるなあとｗ
そりゃ怒られるに決まってるし、規制もさらに厳しくなるわなｗ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
まあ、なんつーか、アレだ
お店が自分のところの商品を宣伝したい気持ちはよーーーく分かります
だってお店ですもの
お客さんにたくさん来てもらって利益上げないといけませんもの
パン屋さんだって、クリームパンのクリームを増やしたら伝えたい
コンビニだって、唐揚げ増量キャンペーンは大々的に宣伝したい
それと同じで、パチンコ屋も出す時は伝えたいしお客さんにたくさん来てもらって
アピールしたいんよね
でも
『だから規制の裏をかいても良い』ってのはなんか違うんじゃないか、と個人的には思う
悪い事をした時はもちろん、良い事（寄付とか）をした時ですら叩かれるパチンコ業界
長年かけてイメージアップに成功した競馬と違って、こっちはまだまだ
始まってすらいないのかなあ、と
そんな事を思った夏の夜
あ、特に結論とか提言とかオチとか、そういうのは全然無いよ
なんとなく思った事を書いてみただけなのでｗ
というわけで今日のブログおしまい
さー帰ってゲームしよっと
おしまいヾ(・ω・)ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ
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