2018年9月24日月曜日

今は適合率自体がかなり低いんだそうで





今日のお話

仕事の合間に、溜まっていた業界紙をなんとなく流し読み

そのうちの1冊に






『型式試験等状況』を発見

このページを見るのを、実は毎月密かな楽しみにしているのです



パチンコ・スロット新台が世に出るためには、保通協ってとこが行う『型式試験』を
パスしないとダメなのね

で、このページは、その試験状況を毎月お知らせしてくれているのです

何件の試験を行って、そのうち何件が適合しましたー、みたいな感じ

が、僕が興味があるのはその件数ではなく






『どこがダメで試験に通らなかったか』が書かれている『不適合事例』

ここを見て、メーカーさんが世に出したかったであろう台の事を考えるのが楽しいんよね

上の写真に書かれているのを見たら分かると思うけど、書いてある事の半分ぐらいは意味不明

使われている言語は普通の日本語なのに、文の意味はまるで分からないという不思議

でもたまに、そういうのに混じって






こういう分かりやすいのもあったりするわけで


『遊技球の貸出等を行う基板に遊技機の製造業者の表示がなかった。』


まあ、なんてうっかりさんなのかしら!

これが単なるミスなのか、それとも何か別の意図があってメーカーさんがやった事なのかは
分からんのだけど

たったこれだけで不適合になってしまう型式試験の厳しさ

メーカーさんも大変っすなー


でも、保通協のサイト(http://www.hotsukyo.or.jp/pdfdl.html#contents01)を
見てもらったら分かるんだけど、型式試験には多額の費用が必要

試験を受けるだけで、100万円とか150万円とか

人生ゲームかなw

基板に表示が無いというだけで、このお金が無駄になっちゃうと考えると恐ろしい世界よね

こんなのを何機種も何機種も持ち込んだ挙句、もしそれが売れなかったらと考えると・・・・・・

なんというか、ソシャゲのガチャで大金をつぎ込んだのに、とうとうお目当てのキャラが
引けず爆死、みたいな



ちなみに

今まで見た中で、個人的に一番印象に残っている不適合事例は

『台の本体から離れたところにケーブルで繋がった別のユニットがあって、
同一の台と認識できないおそれがあった』

みたいな感じのやつ

どこのメーカーさんか分からんけど、どんな台を作ろうとしてたんだw





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◆CM◆



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ツイッターやってます。LV33になったのでバラモス城観光に行きます。



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